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マシニングセンターではなく、弊社のロータリートランスファーマシン(RT-X001)を導入する利点

ロータリトランスファーマシン

高精度の加工では、マシニングセンターを導入している会社が多いと思います。マシニングセンターは、非常に高度で多様な加工に対応していますので、金属加工機としては大変優れています。

しかし、加工部品によってはマシニングセンターではなく、ロータリートランスファーマシンの方が、コストパフォーマンスが高い場合もあります。

本記事では、弊社のロータリートランスファーマシン(RT-X001)を導入する利点について解説します。

利点1:マシニングセンターに比べてタクトタイムを大幅に短縮できる

ロータリートランスファーマシンでは、加工部品をインデックス(回転台)の治具でチャックした後、インデックスが回転しながら多様な加工を行っていきます。

各加工ユニットは個別にNC制御されているので、切削やミーリングなどの加工を独自にプログラミングすることができます。

インデックスを12分割した12ステーションのロータリートランスファーマシンでは、供給排出部分を除くと加工部分として11ユニットを搭載できます。

多様な加工を11ユニットに担当させることができるので、マシニングセンターを複数台並べて行う加工を、ロータリートランスファーマシンなら1台でこなすことができます。

それによって、タクトタイムを大幅に削減できます。

利点2:マシニングセンターに比べて初期コスト・ランニングコストを大幅に削減できる

上記したように、マシニングセンターを複数台並べて行う加工を、ロータリートランスファーマシンなら1台でこなすことができます。

そのため、マシニングセンターを複数分購入するのに比べると、イニシャルコスト(初期投資)を大幅に削減することができます。

また、メンテナンスするマシンも少なくなるため、ランニングコストの削減にもつながります。

利点3:ロータリートランスファーマシンにより人件費の削減につながる

マシニングセンターを複数並べた場合は、搬送部分も含めると複数の人数配置が必要だった場合にも、ロータリートランスファーマシンでは1台で複数加工に対応するため、人員配置を大幅に削減することができます。

人件費の削減効果も加味するとロータリートランスファーマシンを導入する利点は極めて大きいといえます。

利点4:ロータリートランスファーマシンは省スペースのため、工場スペースの有効活用につながる

ロータリートランスファーマシンでは1台で複数の加工に対応するため、結果的に工場スペースの大幅な削減に繋がります。

省スペースであることで、工場スペースが他用途に有効活用できるのは大きなメリットです。

利点5:ユニットの自由なカスタマイズが可能

弊社のロータリートランスファーマシンでは、クライアントの要望に合わせてユニットを独自仕様にカスタマイズすることが可能です。前面加工や背面加工を行うようにカスタマイズすることもできます。加工部品に合わせてクライアントの要望をヒアリングし、最適な加工プロセスを提案できます。

利点6:ユニットの入れ替えによって、別部品の加工にも対応できる

弊社のロータリートランスファーマシンは大ロットの製品に向いていますが、近年は加工部品の仕様が変化することも多々あります。

こうした場合には、ユニットの入れ替えを行うことで別部品の加工にも対応することができます。その意味で、完全な専用機とは異なり、他の部品加工に転用できることも大きなメリットです。

弊社の製品がカスタマイズ型汎用機をしているのはそのためです。

利点7:複数加工において精度を確保しやすい

マシニングセンターを複数並べた場合は、搬送時に加工部品のチャック・アンチャックが発生するため、前加工と後加工で加工部品の精度を保つのが難しい場合があります。

ロータリートランスファーマシンでは基本的に一度チャックした加工部品を、全ユニットの加工が終了するまで離さないため、精度の確保がしやすいという利点があります。

まとめ

加工部品によって、マシニングセンターが向いている加工と、ロータリートランスファーマシンが向いている加工があります。もし金属加工機が必要な場合は、クライアントと最適な提案を一緒に考えていきたいと思っております。

>>RUBY CNC ロータリートランスファーマシン(RT-X001) 公式製品サイト