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基本的なロータリーテーブル(回転テーブル)の種類には何がありますか?

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みなさんこんにちは。

本記事では、弊社のロータリートランスファーマシンでも使用されている「ロータリーテーブル」の種類についてご紹介します。

また、ロータリーテーブルは、既存の多くのマシニングセンタでも使われているものです。

主に3種類ありますが、それぞれに特徴があります。

ロータリーテーブルの種類

ロータリーというだけあって、ワーク(加工製品)を載せて回転するテーブルのことになります。

マシニングセンターや、ロータリー・トランスファーマシンでは、回転テーブルの上に、ワーク(加工製品)を設置して、テーブルと回転させながら様々な加工作業を行なっていきます。

このロータリーテーブルは、回転テーブル、ターンテーブル、旋回テーブルと言われる場合もあります。

このロータリーテーブルには、主に以下の3種類があります。

  • ロータリ型
  • インデックス型
  • ダイレクトドライブ型

それぞれの特徴を見ておきましょう!

ロータリ型

この方式は、テーブル内に設置されたウォームギアの動きによって回転させる形式と、歯車を組み合わせて回転させる形式があります。

特徴としては、任意の位置決めを行うことができることです。

なんと0.001°から0.0001°といった、かなりの高い精度まで出せるのです。

しかし、剛性がそれほど強くないので重切削には適していません。

そして、ウォームギアや歯車によってテーブルの位置決めを行うために、回転スピードをそれほど速くすることができないことが欠点です。

そして、歯車の特有のバックラッシが発生することも留意しておかなくてはなりません。

バックラッシ(バックラッシュ):一対の歯車が互いに噛み合って運動している際に、運動方向に意図して設けられた「隙間」や「遊び」のこと。 歯車の回転を無理なく滑らかにするためには、歯と歯の間に多少の隙間が必要。

インデックス型

インデックス型は、カップリング(カービックカップリング)と呼ばれる歯車が上下についた一対の円盤により位置決めを行います。

つまり、回転運動しながら上下の歯が噛み合うことで、ガッチリと位置決めができるのです。

重要なのは、カップリングの上下の歯数です。

この歯数が360枚であれば、1°ごとに位置決めができます。

半分の180枚であれば、2°ごとに位置決めができますね。

この歯数は、メーカーによって決められています。

基本的には、インデックス型のカップリングは油圧で動いて上下の歯がガッチリと噛み合うため、極めて高い剛性があります。

そのため、上述のロータリ型と異なって切削抵抗が大きい重切削に利用可能です。

ここが大きな利点になります。

一方で、歯数によって回転角度が決められてしまうので、任意の回転角度で止めることはできません。

ダイレクトドライブ型

ダイレクトドライブ型は、上述したロータリー型やインデックス型と異なり、歯車を使用していません。

基本的には、回転テーブルがサーボモータと連結されている方式です。

このダイレクトドライブ型は、歯車を使用しないことから、以下の利点があります。

  • 回転速度が速いこと
  • 歯車の磨耗がないこと
  • バックラッシがないこと

一方、サーボモーターと直結しているために、回転トルクが重要です。また、重切削には不向きです。

しかし、回転運動の速度が早いことで加工速度が上げることが用意です。

以上のように、加工精度と製品によって最適な回転テーブルを選ぶ必要があります。

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弊社の人員削減と高精度という期待に応える弊社の RT-X001 ロータリートランスファーマシン

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