導⼊事例CASE

株式会社 小松精機工作所 製造部さま

株式会社 小松精機工作所 製造部さま

1953年に腕時計部品の組立会社としてスタート。1980年代半ばからは自動車部品製造を開始し、事業を拡大。2002年にはタイへ進出し、確固たる技術力とチーム力で、世界に挑戦し続けている。

専用機同様の要望をぶつけてカスタマイズし、
精度や生産性など、期待に十分応えてくれた!

導⼊前に抱えていた課題など、⼩⾒出し⼊ります

NCのロータリー加工機が
ニーズにマッチ

――どのようなきっかけで、導入に至ったのでしょうか?

ルビー精工さんから「ロータリー加工機のNC化ができる」と紹介を受けて、興味を持ったのがそもそものきっかけです。ちょうど、当社で穴あけ加工が必要な製品を製造しており、XYZの3軸を自動制御したいというニーズがありました。

当初はマシニングセンターを検討していたのですが、ルビー精工さんに当社の要望を詳しく伝えて話を聞き、このCNCロータリートランスファーマシンの方が適しているという結論に達しました。

ルビー精⼯のマシンを知った経緯など、⼩⾒出し⼊ります

ほぼ全自動でフル稼働も可能、
生産性の高さが決め手に

――特にどのような点が、採用の決め手になったのですか?

実は、当社の製品はタイで先行して製造していたのですが、同じものを日本で作るとなると、コストの問題などから、極力人員を絞る必要がありました。その点、このマシンであればほぼ全自動で手間がかかりません。例えば、材料を供給した後、途中で裏返したり、入れ替えたりすれば、手間も時間もかかる上、精度も落ちてしまいますが、そういったリスクを回避することができます。

また、24時間365日稼働させることが可能で、生産性の向上が見込める点も採用の決め手となりました。 汎用機でありながら、専用機と変わらないほど細かい要望を伝えて、カスタマイズ対応していただけた点も大きなポイントですね。

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1台で複数の工程を担い、
サイクルタイムの短縮に貢献

――実際に導入した感想はいかがですか?

当社では現在、このCNCロータリートランスファーマシンが8台稼働しており、合計で月産数十万個に達するほどの大活躍です。1台で複数の工程を担える上、不具合の発生頻度も低いため、確実にサイクルタイムの短縮に貢献しています。

もちろん、精度にも問題はありません。導入当初こそ細かい調整が必要でしたが、NCユニットで数値制御が可能なので、すぐに安定稼働しました。

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将来は、より自由自在に加工できるマシンを

――今後、加工機やルビー精工に期待することはありますか?

加工機については、作業者の負担軽減につながる改善を今後も期待しています。現在もスピンドルがわずか数秒で交換できるクイックチェンジャーの採用など、メンテナンス性を高める工夫が随所にありますが、これらをもっと進化させてほしいですね。

理想を言えば、今の精度を保ちつつ、より自由度の高い加工ができるとありがたいです。ルビー精工さんの技術なら、不可能ではないと思います。

動画による製品紹介MOVIE

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