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切削工程の不良品の発生率を従来の50分の1に抑える方法とは?

機械受注

みなさんこんにちは。

本記事では、金属加工について不良品の発生率を抑える最新技術についての記事をご紹介します。

日刊工業新聞より以下の記事が出ています!(2021/10/28(木) 13:04配信)

ミネベアミツミは、自社開発した可動式のロボットノズル「ウェイビーノズル」で、切削工程の不良品の発生率を従来の50分の1に抑えることに成功した。「工作機械のノズルは動かないもの」という常識の逆を行く発想とグループの総合力で、金属材料の切削の際に出る切りくず(切粉)の除去率を改善できたのがポイントだ。約3年前から外部販売を本格的に始めた。(日刊工業新聞)

https://news.yahoo.co.jp/articles/14ed00fe1e129be7ff5601f4970837d077de1df0

切り屑との戦い

切削工程の不良品の発生率を従来の50分の1に抑える技術とは、クーラント液の噴射技術です。

金属加工とは、まさに切粉との戦いとも言われます。

それは、金属加工で出た多くの切粉が、金属加工の邪魔をするからです。

ミクロン単位の切削において、この切粉の処理がとても重要なのです。

ミネベアミツミによる「ウェイビーノズル」は、ノズル自体が動き、刃物と材料の接点に当たるようにクーラント液を噴射します。

これにより、切粉を一定方向に誘導して回収することができます。

また、ノズルの制御は、時代を先取りしてスマートフォンやタブレットの専用アプリで無線で操作できるようです。

なかなかすごい技術ですね。

詳しくは、こちらの記事を見てください。

こうした新しい技術をさらに応用すると、新しい最新型のロータリートランスファーマシンが見えてきます。

前回の記事にあった、チップコンベアも切粉の回収の技術です。こちらもよかったら見てください。

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まとめ

本記事では、不良品の発生率を抑える方法について紹介しました。

切粉の処理を適切に行うことで、精度アップにつながります。そして、刃物も長持ちします。

こうした技術の積み重ねが大事ですね。

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私たちの会社は、車、エアコン、ハードディスクなどさまざまな製造業の会社向けに、部品加工・部品製作に特化した専用のカスタマイズ工作機械を設計製造しています。

弊社の人員削減と高精度という期待に応える弊社の RT-X001 ロータリートランスファーマシン

弊社のRT-X001 ロータリートランスファーマシンは、カスタマイズで多様な加工にも対応しています。

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