マシニングセンタの価格相場はいくら? オープン価格とは?

まず、どんな加工用途に、どんな種類のマシニングセンタを利用するのかを知ることが重要な選択肢です。

マシニングセンタは、ツール交換機能がついたフライス加工マシンを大きくはマシニングセンタということが多いですが、具体的には、立形マシニングセンタ、横形マシニングセンタ、5軸制御マシニングセンタ、門型マシニングセンタなどがあります。

またサイズも卓上の簡易的なものから、大型のものまであります。特に大型のマシニングセンタは価格の幅が大きいです。

本記事では、 マシニングセンタはいくらぐらいで購入できるの?という疑問についてお答えします。

目次

  1. マシニングセンタを含めて工作機械の価格は公表されていない(オープン価格)
  2. マシニングセンタは基本的には商社経由のため、正確な販売価格を知るには見積りを取る必要がある
  3. マシニングセンタを購入した後のメンテナンス費用も考慮
  4. 中古で購入する場合はどうするのか?
  5. マシニングセンタを複数台買うよりロータリートランスファーマシンを1台買ったほうがお得な場合がある
  6. 複数の商社に問い合わせてみることが重要
  7. ルビー精工のロータリートランスファーマシンも、見積もりをお願いします。

1. マシニングセンタを含めて工作機械の価格は公表されていない(オープン価格)

一口にマシニングセンタといっても価格は加工テーブルの大きさや加工精度のよって様々です。また、高精度の精密加工を保障している機械は1億円を超えるものまであります。価格幅は、1台で1000万円程度のものから2億円を超えるものであります。

実際には値段はオープン価格です。

オープン価格とはなんでしょう?消費者保護のため、法律で二重価格表示が規制されました。昔はメーカーが定価を決めていましたが、現在はほとんどありません。

またメーカーは小売店を規制するような小売価格をつけることはできません。メーカーが決められるのはあくまでも希望小売価格です。販売価格はお店(つまり、工作機械の場合は商社)が決めることになります。

メーカーは販売価格をコントロールできず、あくまでも商社に卸すための卸値を決定することになります。その後に、商社が利益を載せて小売価格を決定します。そのため、消費者向けの価格はオープン価格となるのです。

購入側のオープン価格のデメリットとしては以下の二つがあります。

  • 実際に商社に問い合わせないと値段がわからない
  • 複数の商社の問い合わせないと、どこが価格的にメリットがあるか不明

なので、もともとの卸値が高いマシニングセンタは、商社によって容易に数百万の差がついてしまいます。

2.マシニングセンタは基本的には商社経由のため、正確な販売価格を知るには見積りを取る必要がある

マシニングセンタの価格はオープン価格のため、正確には見積もりをとってみないとわかりません。

それほど大きくない小型のマシニングセンタであれば、新品で1000万〜2500万程度で購入することができます。

小型のマシニングセンタであれば、森精機、ヤマザキマザック、松浦などの大手メーカーであれば、どれも性能と保証に関しては遜色ないかと思います。

中型より上のサイズはそれぞれのメーカーによって、マシニングセンタにも特徴がありますので、よく調べないといけません。

3.マシニングセンタを購入した後のメンテナンス費用も考慮

また商社を通して購入することが一般的なので、購入台数や保守メンテナンスなどを交渉することによって値引きがあります。しかし1台購入する場合などは、それほど大幅な値引きは期待できません。

購入価格だけでなく、マシニングセンタを購入した後のメンテナンス費用も考慮することが重要です。

マシニングセンタは初期費用(イニシャルコスト)だけでなく、維持費用(メンテナンスコスト)が想定よりも発生します。

特に、マシニングセンターについている工具自動交換装置(ATC: AutoToolChanger)については、刃物の交換や切れ味などのメンテナンスも重要なってきます。

その他にも、潤滑油や切り屑処理の方法、また廃油処理の方法も重要です。ここは意外と見逃してしまう点です。

4.中古で購入する場合はどうするのか?

新品でなくても大丈夫であれば、マシニングセンタの中古を買うことも検討したほうが良いでしょう。製造年よりも、どの程度負荷のかかる加工をどれぐらいの期間やってきたのかなど、使用状況を十分にチェックする必要があります。それは、中古業者にヒヤリングする必要があります。

中古マシニングセンター販売サイト:中古機械情報百貨店

また、大手メーカー自体が中古販売サイト運営している場合もあります。DMG森精機の中古機械販売サイトは、展示品などを中古で販売しており、かなり程度が良く整備されたものを購入できます。

この場合は、中古のマシニングセンタであってもメンテナンスされていますので、安心して購入することができます。

DMG森精機の中古機械販売サイト:DMG USED MACHINES

5.マシニングセンタを複数台買うよりロータリートランスファーマシンを1台買ったほうがお得な場合がある

マシニングセンタは極めて高価であるため定期的な加工を常に行っている状況をつくらないと、メンテナンス費用の方が高く付く場合があります。

加工によっては複数のマシニングセンタを購入するよりも、1台のロータリートランスファーマシンの方がコストパフォーマンスが高い場合もあります。

ロータリートランスファーマシンは、複数台のCNCが搭載されているため決まった加工を大量生産する場合は、選択肢のひとつに入ってきます。

6.複数の商社に問い合わせてみることが重要

ロータリートランスファーマシン

結論として、一概にマシニングセンタといっても用途、大きさ、精度に差があるので価格も大きく変わります。また同じ機種でも商社によって価格が数百万単位で異なることが多いので、複数の商社に問い合わせてみることをすすめます。

7.ルビー精工のロータリートランスファーマシンも、見積もりをお願いします

ルビー精工のロータリートランスファーマシンも、ステーション数、CNC数、製品の供給方法、治具などによって大きく価格が変動します。まずは、加工したい製品の概要と加工方法をご相談ください。

>>RUBY CNC ロータリートランスファーマシン(RT-X001) 公式製品サイト

まとめ

本記事では、マシニングセンタの価格について考えました。マシニングセンタは、種類も多く加工内容や加工精度によって数百万から数千万までの差が大きな製品です。どんな加工を行いたいのかをまずは、商社に問い合わせてみると最適な製品が見つかるはずです。